確実に手話通訳士になるための手段は?
手話通訳士を天職と考え、真剣に目標としているのであれば、確実に手話通訳士になれる国立障害者リハビリテーションセンター学院の手話通訳学科をおすすめします。
この学校へ進めば、ほぼ確実に手話通訳士となることができるはず。当学院の手話通訳学科への入学資格は学校教育法56条第1項により、「大学に入学することができ、かつ20歳以上の者で総長が入学を許可した者」とされています。
学科の修業年限は2年間(2,400時間)。カリキュラムは基礎科目と専門科目からなり、基礎科目では言語、社会、心理、表現などのほか関連教養科目を履修します。専門科目では、手話および手話通訳の実技科目、理論の学習のほか、手話通訳実習など実践的技術と実際的な知識を学ぶことになっています。
卒業後の進路については、卒業生の多くは手話通訳派遣にかかわるほか、聴覚障害者情報提供施設、ろう者団体、聴覚障害者を多数雇用している民間の企業、その他福祉施設や一般の職場でも活躍しています。
先述した「手話通訳技能認定試験」の合格率は約20%といわれ、そうとうに狭き門。国立障害者リハビリテーションセンター学院の手話通訳学科に進むほうが、たしかに早道だとはいえますね。